手術2003年5月14日いつものように朝6時起床。 手術は午後1時からの予定。 手術後の為に個室に移り、朝食の代わりに点滴のごちそう。 主人と娘が心配そうに見守る中、手術の準備が進められる。 お昼ごろ、兄夫婦と妹夫婦が来てくれる。 もっと動揺するかと思っていたけど意外と冷静でいられる自分にビックリ。 告知された時からずっと気になっていた左胸がやっとすっきりすると思うとちょっとホッとする。 しこりの大きさから全摘は覚悟していました。未練がないと言えば嘘になりますが 命と引き換えと思えばしかたないこと。 12:30分 ストレッチャーに乗せられ、みんなに見送られながら手術室に向かう渡り廊下の天井を見ていたら涙がこぼれました。 終わったのは5時ごろだったと思います。 病室に戻り娘の呼ぶ声に気が付き朦朧とした意識のなかで娘の手を左手で握ったのを覚えています。 やっと終わったと思ったのもつかの間、ひどい吐き気で一晩中眠れませんでした。 吐き気止めの点滴を変えてくださったり、背中をさすってくださったり、とても 看護師さんには感謝しています。 明け方少し眠り、いつもどおり6時起床。 昨夜あんなに苦しんだのに、朝食のおかゆをぺろりと食べてしまい周りを驚かせました。 早く元気になろうと思いました。 |